マカオ世界遺産マップ

マカオ世界遺産マップ地図データ: Google

マカオの世界遺産は半径1kmの中に密集しているので、歩いて回ることが十分に可能です。

多くの観光スポットは、会館時間が10時頃、閉館時間が17時頃となっています。最終入場は16時半と早めに設定されていることもあるので、その点には注意が必要です。

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澳門(マカオ)世界遺産 一覧

媽閣廟 媽閣廟は、マカオの街が形成される以前から存在。正門、中国式鳥居と4つのお堂がある。単一の建築集合体の中に異なる神を祀る様々なお堂が存在するのは、儒教、道教、仏教および複数の民間信仰の影響を受けた中国文化ならでは。
港務局 1874年、マカオの警察部隊を補強するためにインド・ゴアから派遣された連隊の宿泊施設として建築された建物。現在は海事水務局として使用されている。ムガール帝国の建築要素を反映した新古典様式の建築が特徴。
リラウ広場 リラウの地下水がマカオの天然水の供給源だった時代があり、「リラウの水を飲んだ者はマカオを決して忘れない」と言われるほど、ノスタルジックな想いが詰まった場所。リウラ広場はポルトガル人が最初に住み始めた地域の一つ。
鄭家屋敷 1869年以前に建てられた屋敷で、著名な中国の文豪・鄭観應の伝統的な中国式住居。複数の建物と中庭で構成されており、アーチ型の装飾に灰色レンガを使用し、インド式の真珠貝の窓枠に中国式格子窓が取り付けられるなど、中国と西洋の影響による様式が混在しているのが特徴的。
聖ローレンス教会 16世紀中頃にイエズス会によって建てられ、マカオで最も古い教会の一つ。現在の外観および規模は1846年に再建された。かつては海を臨む南湾の水辺にあり、ポルトガル人船乗りの家族はこの教会の階段に集まり、彼らの帰還を祈り待ち続けたことから、「風順堂」と名づけられた。当時は比較的裕福な人々が教会付近に住んでいたため、壮大で贅沢な建築の仕様となっている。新古典様式の造りですが、僅かにバロック調の装飾も感じられる。
聖ヨセフ修道院 1728年に聖ポール大学とともに創設された聖ヨセフ修道院は、中国、日本および近隣における宣教活動の主要拠点だった。聖ヨセフ修道院は大学と同等の教育課程を持ち、1800年にはポルトガル女王ドナ・マリア1世から「伝道信徒団の館」という王家の称号が与えられた。修道院隣の1758年に建築された聖ヨセフ教会は、ユネスコ2001年発行の「Atlas mundial de la arquitectura barroca」で中国のバロック建築の代表作として紹介されている。
聖オーガスティン広場 聖オーガスティン広場を囲んで、聖オーガスティン教会、ドン・ペドロ5世劇場、聖ヨセフ修道院とロバート・ホー・トン図書館などの建築物が立ち並んでいます。広場周辺は石畳(カルサーダス)が敷き詰められており、ポルトガルの伝統的な街並みを映し出しています。
ドン・ペドロ5世劇場 1860年、中国で最初の西洋式劇場として300席を設けて建築されました。地元マカオのコミュニティーにおける非常に重要な文化的名所として残っており、現在も重要な公共の催事や祝賀会の会場として使用されています。
ロバート・ホー・トン図書館 1894年以前に建築された建物は、元々はドナ・キャロリーナ・クンハの住居でした。1918年に香港の事業家ロバート・ホー・トン卿がこれを購入し、別荘として使用していました。1955年の彼の死後、遺言に従ってマカオ政府に寄贈され、図書館として改築されました。
聖オーガスティン教会 スペインの聖オーガスティン修道会によって1591年に最初に創設されました。この教会は何千人もの信者が参加するマカオで最も有名なキリスト教行事、パッソス聖体行列を司ることを伝統としてきました。昔、大雨の際には司祭たちがヤシの葉を使って屋根の補強をしていました。遠くから見ると、これらの葉は風によって浮遊する竜の髭のように見え、地元の中国人はこれをLong Song Miu (竜の髭寺院)と名付けたといわれています。
民政総署 1784年に建築された建物は、マカオ初の市議会所有のものであり、現在もその機能を果たしています。「レアル・セナド」(忠誠なる評議会)という名称は、1654年にポルトガル王ドン・ジョン4世がマカオを褒め称えた言葉「神の名の街マカオ、他に忠誠なるものなき」に由来するものです。民政総署は新古典様式で、壁、レイアウト、裏庭に至るまで当時のまま残されています。二階には公式行事などで使用される議事室と、ポルトガルのマフラ宮殿の図書館を模した重厚な図書館と、小さなチャペルがあります。
セナド広場 セナド広場は何世紀にもわたってマカオの街の中心であり、現在も公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です。民政総署や三街会館(関帝廟)のすぐそばという立地は、地元の中国人社会が積極的に行政に関与していたことを物語っており、マカオ文化の多様性を知ることができます。広場はパステルカラーの新古典様式の建物に囲まれており、波形模様の石畳が調和のとれた雰囲気を醸し出しています。
三街會館(関帝廟) かつての中国市場があったあたりは、今も市場(營地街市)が建っています。西洋式のセナド広場に接して、この中国式寺院が存在する姿から、二つの文化の共生を見ることができます。関帝廟は、中国商工会議所の前身として中国系事業組合と長年密接に関わっています。
仁慈堂 1569年に初代マカオ司教によって設立された施設で、祖国ポルトガルで最も著名かつ古い慈善団体の建物をモデルに建立されました。マカオで最初の西洋式病院と今でも運営されている慈善福祉施設の創設に深く関わりました。建物は新古典様式ですが、マヌエル様式の影響もうかがえます。
大堂(カテドラル) 1622年頃に建築された大堂は、元々はタイパという土とワラでできたレンガで築かれました。1780年の再建の際、大堂の祭祀は一時的に仁慈堂の古いチャペルで行われました。ファサード(正面)は、飾り柱と突出した2つの鐘楼で特徴づけられています。外装には上海製の漆喰を使い、落ち着いた印象の外観を与えています。
盧家屋敷 1889年に建てられたとされる建物は、マカオに大きな建物を複数所有していた著名な中国人貿易商・盧華詔の邸宅でした。セナド広場と大堂広場に近く、当時の「クリスチャン・シティ」中心部にあり、マカオの多様な社会構造を表しています。盧家屋敷は灰色レンガを使い、二階建てで中庭がある伝統的な中国式住居で、建築的には広東省の典型的住居の特徴も兼ね備えています。
聖ドミニコ教会 1587年、メキシコのアカプルコから来た3人のドミニコ会スペイン人修道士によって建てられた教会で、ロザリオの聖母が祀られています。1822年9月12日、ここで中国初のポルトガル語の新聞「A Abelha da China (「The China Bee」)」が発刊されました。かつて建物の裏手にあった鐘楼は、小さな宗教芸術の博物館として改築され、現在は約300点の宗教的装飾品などを展示しています。
聖ポール天主堂跡 聖ポール天主堂跡は、1602年から1640年にかけて建設され、1835年に火事で崩壊した聖母教会と教会の隣に建てられた聖ポール大学跡の総称です。当時の聖母教会、聖ポール大学およびモンテの砦は全てイエズス会による建築物であり、マカオの「アクロポリス」のような存在だったと考えられています。近くには聖ポール大学の考古学的な遺跡が残っており、細密な教育プログラムを整備した東洋初の西洋式大学であった歴史を物語っています。今日では、聖ポール天主堂跡のファサード(正面壁)はマカオのシンボルとして街の祭壇のような存在となっています。
ナーチャ廟 神童ナーチャを奉るため1888年に建立されたこの小さな伝統的中国寺院は、地域の主要なイエズス会事業跡の近くにあり、マカオが多文化的なアイデンティティと信教の自由を受け入れた最も良い例の一つとして、西洋と中華の思想交流の姿を表しています。
旧城壁 1569年には築かれていた防御壁の残存部分は、ポルトガル人がアフリカやインドでも行った彼らの居住エリアを守るための城壁の遺跡です。マカオでは、特に土砂、ワラ、牡蠣の貝殻を混ぜ、木製の枠に流し込んで押し固めた「シュウナンボー」という地元の技術および材料を使用する事で、何層にも重ねて城壁が作られました。
モンテの砦 1617年から1626年にかけてイエズス会の協力のもとに築かれたマカオ最強の防御施設です。砦には大砲、軍部宿舎、井戸のほか、2年間の攻撃に耐えうるよう兵器工場や貯蔵庫もありました。砦は台形で、10,000㎡に及びます。要塞の四隅は防御能力を高めるために突き出すように設計されました。
聖アントニオ教会 マカオで最も古い教会の一つであり、イエズス会修道士が最初の拠点を築いた場所でもあります。1560年以前は竹と木で造られていましたが、後に石造りによって数回再建され、現在の外観および規模は1930年の再建によるものです。昔は、ポルトガル人コミュニティーの人々が結婚式を挙げたことから、花王堂 (Church of Flowers)と中国語で呼ばれていました。
カーザ庭園 1770年に建てられた邸宅は、元々はポルトガルの豪商マヌエル・ペレイラの邸宅でした。後に、東インド会社が借り上げていた時期もありました。現在、東方基金会という財団の事務所となっています。
プロテスタント墓地 カーザ庭園に隣接するプロテスタント墓地は、マカオにおける最初のプロテスタントコミュニティーに関する包括的な記録を残しています。1821年に建立されたチャペルは現在、ロバート・モリソン(1782-1834)を記念した「モリソン礼拝堂」として存在しています。彼のほか、著名なイギリス人画家ジョージ・チナリー (1774-1852) や東インド会社の高官、アメリカやイギリスのプロテスタントなど様々な人々が眠っており、マカオの多様なコミュニティーの側面をうかがうことができます。
ギア要塞(ギア教会とギア灯台を含む) 1622 年から1638年にかけて築かれた要塞内にあるギア教会は、聖クレア修道院を建設する前にギアの丘に居住していたクラリスト修道女によって建立されたものです。ギア教会の精巧なフレスコ画は、宗教的および神話的なモチーフを表した西洋と東洋双方のテーマを扱っていることから、マカオの多文化的融合をよく表しているといえます。同じ敷地内に建つギア灯台は、1865年に中国沿岸初の近代的灯台として建てられたものです。教会と灯台、そしてギア要塞は合わせてマカオの過去の海事、軍事および宣教を表すシンボルと言えるでしょう。
マカオ観光局マカオ観光マップ(マカオ観光局)
マカオ半島とタイパ島の観光マップをダウンロード・印刷できます。「A4x1」と「A4x4」の2種類が用意されていますが、「A4x4」の方が見やすくオススメです。
印刷して持っておくと重宝します。

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