薬価改定のタイミングについて書きます。
過去の薬価改定は以下のようなスケジュールで実施されています。
明確なルールはないものの、2年に1回診療報酬改定を行うのにあわせて、薬価改定も行うという慣例になっています。薬価は薬価改定ごとに下落していくのが通常です。
ただ、上記の改定スケジュールを見ると、2019年10月1日だけ2年に1回の周期からはずれていることがわかります。
2019年10月1日に何があったか。
消費税増税(8%→10%)です。
消費税増税に合わせた臨時的な薬価改定なので、この時だけは薬価はおおむね微増(一部は下落しているものもある)しています。
まとめ
まとめます。
- 薬価改定は2年に1回行われる
- 薬価改定では薬価が下落することが多い
- 消費税増税等のイベントに合わせて薬価の臨時改定が行われることがある
- 消費税増税時には薬価は改定により微増することが多い
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