〔経理・会計監査〕仕訳データをQlikViewで仕訳型別に集計すれば分析・集計も簡単!②

会社によっては、SAP以外の会計システムを利用しており、仕訳データを出力すると、以下のように借方と貸方とが並んだ状態で出力されることも多いと思います。

年度伝票番号借方科目借方金額貸方科目貸方金額
202189954611112,35031112,000
20218995463112350

今回はこんなデータをQlikViewで簡単に分析・集計する方法をご紹介します!

なお、以前SAP仕訳データをQlikViewで分析・集計する方法をご紹介しましたが、大部分はほとんど同じです!

ただ、今回の仕訳データは借方・貸方とデータ列が分かれているので、そこを集計し、集約することが必要になります。

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できること

  • 借方・貸方と分かれたデータを集約することができる
  • 仕訳ごとのPLインパクトを一瞬で集計できる
  • 仕訳ごとの勘定科目の組合せ(仕訳の型)を一瞬で集計できる

簡単なデータでやってみる

仕訳データを用意

以下のようなデータを用意し、「仕訳データ.xlsx」として保存します。
保存先はQlikViewのqvwファイルの保存先と同一のフォルダとします。

年度伝票番号借方科目借方金額貸方科目貸方金額
202039363921111,00011111,000
202042798141113,00021113,000
202089245711115,00031115,000
202139363921111,00011111,000
202142798141113,00021113,000
202189245711115,00031115,000
202189954611112,35031112,000
20218995463112350

科目マスタを用意

以下のようなデータを用意し、「科目マスタ.xlsx」として保存します。
保存先はQlikViewのqvwファイルの保存先と同一のフォルダとします。

※PLインパクト係数は仕訳データ貸借金額×PLインパクト係数=PLインパクトとなるように手入力したものです。PL科目には-1、BS科目には0として分類します。

科目科目名PLインパクト係数
1111売掛金0
2111買掛金0
3111売上-1
4111仕入-1
3112売上2-1

ロードスクリプトを作成

ロードスクリプトの参考例です。
できるだけ平易なスクリプトにしています。

リロード

リロードで読み込めば、完了です!
あとは、見たいデータをテーブルに表示したり、集計したい金額を集計したり、フィルターをかけたり、様々な分析が軽々できます!

たとえば、こんな感じにテーブルやチャート(pivot table)を出して分析するとよいと思います!

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