Google Colaboratoryは何の初期セットアップもいらず、Jupyterノートブック + 無料GPU を利用できる素晴らしいサービスです!・・・が、ネックは12時間制限と90分制限です。
90分制限の方はAuto Refreshとかを利用して回避できますが、12時間制限の方は起動からきっちり12時間ですべてリセットされてしまう上、回避の不能です。
12時間制限に至るまでの残存時間をチェックする必要があります。
それをチェックするコマンドが以下です。
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!cat /proc/uptime | awk '{print $1 /60 /60 "hours"}' |
実行すれば以下のような結果が返ってきます。
1 |
1.73962hours |
これが12hours(12時間)になるまで使えます。
90分制限と12時間制限で何がどうなるか?
90分制限や12時間制限により何がどうなるのか気になる方もいらっしゃると思うので、簡単にだけ触れておきます。
- 90分制限・・・インスタンスが全て消えます。
⇒ つまり、変数に格納している情報や、importしたライブラリなどが全て忘れ去られます。
(一旦ファイルとして保存したものは生き残ります。) - 12時間制限・・・コードと実行結果の情報のみが残り、他は全て消えます。
⇒ つまり、一旦ファイルとして保存したものも全て消え、コード実行前の状態に戻ります。
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